WORLD世界観・用語
白い花は、死者の記憶そのものではない。
記憶が他者を侵食し、災害になった姿だ。
それを回収し、封じ、読み解き、そして送り出すための実務記録である。
FILE 01 / ABNORMAL MEMORY PHENOMENON
CLASSIFICATION / WHITE FLOWER
STATUS / ACTIVE PHENOMENON
HANDLING / RESTRICTED
白禍
HAKKA / WHITE-FLOWER DISASTER
死者の記憶が、他者を侵食する災害状態として白い花の形に現れたもの。 白禍は「死者の記憶そのもの」ではなく、記憶が異常な状態で現実へ干渉している現象として扱われる災厄である。
白い花として具現化する。形や現れ方には個体差がある。
深い記憶接触では、他者の記憶や感情が流れ込み、自我との境界が揺らぐことがある。
現場確保・結界、封印回収、搬送、解析を経て、必要に応じて弔花へ進む。
回収・封印・弔花・消滅は、それぞれ目的の異なる別個の処理段階である。
ただ近づくだけで必ず記憶を失うわけではない。危険性は接触の深さや白禍の状態によって異なる。
FILE 02 / GOVERNMENT-LED ORGANIZATION
FUNCTION / RECOVERY & ANALYSIS
ESTABLISHED / AFTER INCIDENT ZERO
STATUS / OPERATING
記憶保全局
MEMORY PRESERVATION BUREAU
白禍の回収・封印・解析・弔花を担う政府系組織。 大規模な記憶災害を契機に設立され、現在は白禍への継続的な対処を行っている。
白禍発生時の現場確保、封印回収、搬送、解析、弔花までを担う。
第一特務班をはじめ、現場対応と専門解析を行う職員が所属する。
局長の榊時雨が組織全体を統括し、特務班長の神代蓮が現場指揮を担う。
白禍と記憶災害の記録を保全し、再発防止と対応判断へつなげる。
設立日や本部所在地、行政上の正式な位置づけなど、公開されていない情報も多い。
FILE 03 / STANDARD RITE
TYPE / JOINT RITE
ROLE / RECEIVE & RETURN
RESULT / RELEASE
弔花
CHOKA / MEMORY FAREWELL RITE
白禍をただ破壊するのではなく、その中核に残された死者の記憶を受け取り、対話し、現実から送り出すための正規儀式。
主人公が記憶を受容し、死者の未練と自分自身の記憶を切り分ける。
神代が境界を管理し、流れ込む記憶量と主人公の帰還を制御する。
主人公と神代の共同で成立する。どちらか一方だけでは正式な弔花にはならない。
弔花後に消えるのは白禍という異常状態であり、死者が生きた記憶そのものを抹消する行為ではない。
弔花は救済であると同時に危険な記憶接触でもある。主人公にとっても、無傷で行える儀式ではない。
FILE 04 / RESTRICTED ORGANIZATION
CLASS / CULT
RELATION / MEMORY INCIDENTS
DETAILS / RESTRICTED
永遠の庭
ETERNAL GARDEN
白禍と記憶をめぐる事件の背後に、その名が残るカルト教団。 死者の記憶をめぐる独自の思想を持つとされるが、その目的と全容は明らかになっていない。
過去の大規模記憶災害と、近年の白禍事件の双方に関与が確認されている。
死者の記憶を、単なる記録以上のものとして扱う思想を持つ。
現在の組織規模、指揮系統、活動拠点などは公開されていない。
記憶保全局にとって、現在も警戒と監視を続けるべき対象のひとつ。
この教団に関する情報には、物語の核心に関わる未公開事項が含まれる。